堂本 剛と Fashion & Music Book/2021
Tsuyoshi Domoto 20210619 堂本剛とFashion&MusicBook
se-tapir
2021. 6. 24. 09:50
堂本剛と Fashion & Music Book
bayfmをお聴きの皆さんこんばんは、堂本剛です。
堂本剛と Fashion & Music Book 始まりました。
まずは兵庫県のね、まゆさん18歳の方です。
『剛くんこんばんは。私は4月から大学生になりました。ある日学校の帰り道に友達がコロナに対してあまりにも軽い考えを言葉にしました。その時私は「いやそれはあかんやろ」って真面目に話をしました。そしたら友達は「ノリが悪いなぁ」みたいな態度をとってきました。少し傷ついたけど、それ以上にこんなにも考え方が違うんだなとショックを受け、悲しかったです。周りとのズレを感じ、最近は剛くんが繋がっていると教えてくれた空を見上げて、自分の気持ちを浮かべ、そして今この時代と闘ってくれている人、頑張ってくれている人にありがとうございますと届けばいいなと思いながら祈っています。考え方のズレが苦しくなりますが、自分は自分にできることをして行こうと思います』っていう風におっしゃっています。
こういう話もめちゃくちゃ多いね、僕の周りも、うん。いわゆるその、親友と思ってた人ね、自分が友達だと思ってた人っていうか、まぁ友達、本当に深い友達が、結構「えっ? コロナに対してこんな感じなんや」みたいな。よくあるね「コロナって別に普通の風邪やん。マスクなんてだいたいする必要ないやん」みたいな。実際それで疎遠になったっていう親友の話もありますから。え~あぁそんなことあんねや、みたいな。すごい落ち込みましたみたいな。
いや、ただの風邪だったら、こうなってるんだろうか、もあるし、もしそのただの風邪なんだとしてもよ、今はこういうふうにしましょうね、という ルール、マナーっていうのがあるわけだから、その論点でいくとちょっと違うじゃないですか。みんなマスクしてやってるんだから。専門家の人たちがこうだよって言ってるんだからね、うん。それをやっぱり、足並みを揃えるって事だからね。それに対してなんかこう、軽く言ってくる感じ…。
まぁあのー僕もこういう経験、ほんといっぱいあるから、コロナだけじゃなくても。だからあの、なんていうのかな、ドキュメンタリー観てもそうだしね。あの、なんだろうなぁ、それこそ震災の時とかもそうだったな、うん。例えば、震災でも経験された人と、全く経験してない人とのこの温度差がすごくて。でも、経験しているしていないじゃなくて、というところに、みんなが立って生きられるとほんといいのにな、と思っているんですよね。
だから、あのコロナの時っていうかコロナが本当始まった時もそうやったもんな。僕があの、気にかけるほうだから。自分のこともそうだけど誰かのことも気にかけてると、ちょっとなんて言うのかな、煙たがられる瞬間多かったなっていうの最初のころありましたね。
「気にし過ぎやねんって」みたいな空気。
「いや、気にしすぎた方が良くない?」って。専門家の人がこう言ってるのに、その
「専門家の人が言ってるルールから外れてますけれどもこのやり方」って。
「いやいや感染者出てないで大丈夫ですよ」みたいな、空気感すごくある中で、なんかやんなきゃいけなかったりとか。それすごく気にしてるんですけどってお伝えすると、すごいなんかイヤな顔されたりとか。う~ん、なんかちょっと違うよなぁみたいな。
でも、こういうね、信頼しているからこそ、とか、友達としてすごく深い繋がりがあるみたいな人からこういう言葉を聞くのが、いちばんショックですよねえ。「ええっ?」ってなっちゃうもんね。そうするとなんか、心の距離なんて一生縮まらないと思うんですよ、うん、どう頑張っても。あの時こう言われたから、あの時こう言ってたな、あの時こんな態度されたからって、なんかやっぱなっちゃいますよね。でもその、なんて言うのかな、そういう人と同調する必要性っていうのはやっぱり僕はないと思うから。
だから、いろいろまゆちゃんも傷ついたと思うけれども、あのそういうところにそういう気持ちに同調する必要性は本当にないし。とにかく自分に優しくね、そして周りにも優しくね、優しく強く生きていくっていうことで、もうそれで十分だから。で、あの、空を見上げて届いていればいいなって思うことが大事だから、うん。届いてるから。相手は気づいてないかもしれない、でもね、あのこれは不思議と届いてるものだから。大丈夫。あの~それで本当、大丈夫なんです、うん。
そういう自己満足なんじゃないのとかって、またそういう人とかもいるかもしれないけど、何か迷惑かけてますか? 空を見上げて、医療の方々が、今も必死に闘ってらっしゃる方々が、少しでも力強く今を闘っていれるように、乗り越えていれるように本当に平和になればいいな、世の中平和になればいいなって空に向かって思うことで、誰かに迷惑かけてないでしょ、別に。だからまゆちゃんが、それを信じてそうするっていうことが大事なだけ。あの、周りのノイズは一切必要ない、うん。もうそれだけでいいんです。
僕がファンの方々と空を見上げた時に、ファンの人たちが暮らしているその町と繋がってるな、国と繋がってるなって思うことで何かありますかねっていう。思ってるだけやから僕が。みんながそれ同調してくれてるから、そこは繋がっていくんですよ、気持ちの中でね。でも、みんなに言葉にして伝えてなくて、僕はあの、空見上げてそう思ってた日っていうのは、もう随分前からあるので。それがファンの人たちに届いてなくても。だからファンの人たちに、自分が自分らしく生きれない瞬間とかを手にできない中で、いろいろこうエンターテイメント頑張ってた時、本当にファンの人に届けばいいなとか自分の苦しみとか、でも届かないだろうなと思いながら。でも空見上げて、いつか絶対伝わるんだっていうか繋がれるんだ、みたいなこと思いながら頑張ってたからね。
だからなんか、まゆちゃんも信じてね、それをあの、空に繋げればいいと思いますから。
本当にね、世の中の人…責めたり傷つけあったりする世の中っていうのは終わって、ただ愛しているよと伝え合うだけの日々がくればいいなという風に思いますが。
いろいろな気持ちを込めました『Everybody say love』 聴いてください。
♪ Everybody say love
堂本剛とFashion & Music Book
ここでメールをご紹介させていただきますけれども。
今夜はですねぇ、〝あなたのライバル〟というテーマで募集しました。
皆さんいろいろとお便り綴ってくださっております。
で、ここに「剛くんはライバルと意識したことがありますか」という質問があります。
端的に伝えると結論としましては、一切考えたことは何もないです。で、理由は、ライバルというものを作る必要性が僕の人生にはやっぱりない気がする。うん、だからよくありますけどね、自分がライバルです、みたいな。なんかそれやったらまだちょっと…いいかな。今の自分がライバルっていうか、もうちょっとちゃんと頑張れよみたいな。この、こんな自分じゃあかんから、もっと上いくぞ、みたいな。っていうなんかその、自分の中で終わる話はいいよね。さっきのあの空に向かってただ思うだけみたいな、自分の中で循環している気持ちやから。でもあの人…と思うと、その人との間で循環し始めちゃうから、その人にとっては迷惑やよね。なんか勝手にライバル視されても…みたいな。そう、だから僕はあんまり、というか全く(きっぱり)思わないですね。
そして、いただきましたザッキーさんはね。
『私のライバルはお母さんですよ』っていうことで。
『私が小学生の時くらいからお母さんと食事を作ることが多かったんだけど、未だにお母さんが作る美味しいご飯の味を出すことができずにいる』ということでね。
『分量とか目分量とか、まその味はいつも美味しいしご飯作るのも早いしいつも手際の良さに感心してるんです』とお母さんの。
『この頃はこのご飯を何回食べられるのかなと、ちょっと寂しい気持ちになったりもするんです。剛さんはお母さんのご飯何が好きですか』と。
お母さんのご飯…まぁあの前も伝えたかな、おじいちゃんが好きやった豚肉と水菜を普通に醤油、お砂糖、とか昆布だしとかなんかそういうのんでちょっとだけ甘く煮たやつがあるんですけど、それが好きかな。すごいシンプルやけど、うん。
本当にあの、このコロナ禍になってねぇ、家族とも会えてないからね。本当、コロナが終わって何がしたいですかっていう質問が多分チラチラあったなぁというふうに思うんですけど。その時に答えたりしたのは結局、自分が家族にご飯を作ることと、家族にご飯作ってもらうこと、これは早くしたいですっていう、もうそれだけやったかな、僕は。あとは、細々いえばそれはいろいろあるよ、うん。でもなんかそれが一番やりたいことかなーってなんか思いました、うん。
だからまぁ、ねっ、お母さんの料理とかってなかなかこう真似しようと思ってもなんか知らんけどできひんねんな、あれ。おそらく、あのクサい言い方をしたいわけじゃなくって、なんかやっぱそこに愛情が入ることによってなんかやっぱ変わってんねんやろなって風になんか思うしかないよね。目分量だなんだこうだ、いろいろこうおんなじようにやってもなんか作られへんみたいなね。そういうのもあるし。親とかが作ってくれる料理、自分でじゃあ作ってみようとか思って作るねんけどなんかちょっと味ちゃうよなーみたいなねぇ。不思議なもんで。
でもそれってね、なんかこう…まぁご家族一緒に過ごしていらっしゃる方、暮らしてらっしゃる方からするとね、ご飯作ってもらって食べるっていう、自然な流れがあるとは思うんですけど。このコロナ禍なんでいろいろまぁ気にしなきゃいけないこともそれあって、あると思うんですが、一人で住んでるとやっぱないんですよね、それが。で、コロナじゃなかった時には、あの家で作ってあげたりとか作ってもらったりとかできてたんで、よかったんですけどねぇ。なんかこうそれがしたいなぁと思いますけれども。
そしてねぇ、ラジオネームカーテンたえこちゃんと呼ばれたいさんですねぇ。カーテンたえこさんから、カーテンたえこちゃんと呼ばれたいまで伸びたんですかね。
『今私のライバルアン、パンマンです』ってねぇ。
『ネタじゃないんです、真面目です』ということで。
『幼稚園の先生をしていますが、コロナ禍で思ったように声を張れず、マスクをしているので声が通らない。なかなか3歳児の子供を、みんなを注目させることが難しい。でもアンパンマンのテレビつけたらグッと引き寄せられるようにみんな注目するんですよね。あぁ悔しいなぁと思っています。あのカリスマ性すごいです。ちなみに[前のめリズム]も流したりしてますよ。子供たちニヤニヤして観ています。繰り返しのリズムは子供は好きですよね。なかなか一緒に歌おうっていうことは今はできませんが、[前のめりズム]で一緒に踊ったりはしています。これからも試行錯誤して楽しい時間を作っていこうと思います。アンパンマンには負けませ~ん』って書いてます。
キャラクターはねぇ、どうしても仕方ないよね。で、あの子供っていうのは、あの~丸いの好きですからね。う~ん、丸いのってやっぱ強いんですよ。だからあの、Sankakuっていうキャラクターを作る時にいろいろ考えました、三角でいいんだろうかと。でも、丸でデザインしてくってちょっとしんどいかなとか、なんかいろいろ考えて。で、まぁその日本のことをっていうのもまぁ根底にはありますから、日本人であるって事、根底にあるんで。まぁそのお山をイメージしてる部分もあるし。よし、Sankakuやなやっぱり、と思って。デザイン性も三角形使っていくのは非常になんかグラフィック的にも広がるなと思って三角にしましたけど。
ほんと実際ね、丸で作った方がお子さん受けするしな、とか、いろいろ思って。あと、女の人も丸いの好きやしなと思って、丸でいこか~と思ったんですけどね、う~んっていうぐらいやっぱりその、強いんですよね。アンパンマン全部丸でできてますからね、顔。ジャムおじさんすごいなと思いますよね。あれを作れてるジャムおじさんもすごいし、ちょうどいい位置にいつも、ちょうどいい強さで、欠けてしまったアンパンマンの顔を弾きながら新しいアンパンマンの顔を
あそこに飛ばす能力ですよね。野球選手になった方がいいんじゃないかっていうぐらいの、コントロールの良さですけど。
そして、まみまみさんが。
『剛くんのことが大好きな6歳の息子のライバルが』ですね、僕なんですって。
『「剛くんと僕、どっちが好き?」とか「剛くんと僕、どっちがかわいい?」とか、ライバル心を燃やした質問をよくしてきます』と。
『もちろん息子の名前を答えますが、しばらくすると「ママも剛くんのこと好きだし、僕も剛くんのこと好きだから、やっぱり一番は剛くんだね」と言っています。「大きくなったら剛くんみたいになるからね」と憧れているので、剛くんのように優しい人に育ってくれたらなと願っています。ちなみに息子はSankakuにも憧れていて、よく顔真似をしてくれます』という状況がいまあるらしいですけれども。
そんなこと、あるんやなーって。まぁなんかこれでもさぁ、ヤキモチもあるやんなぁ。だから、まみまみさんほんと、あのあれよ、この、息子さんが、なんて言ったらいいねやろなぁ、大きくなったら剛くんみたいになるからね、の後に「あなたのままでいいんだよ」って言ってあげてください、これね。僕みたいになる(笑)必要ないから、こんな、うん。あの~「剛くんと僕どっち好き?」っていうことに対しても、好きっていう気持ちに、その、分ける必要なんてないんだということだったりとかね。なんでみんなのことが好きってお母さん言っちゃだめなのってことだから。優しい人のことみんな好きだよお母さんは、って。なんか、そういう感じでいきましょうよ(笑)。
この息子さんも僕の好きなアイスクリーム食べてんなっていう。ちょっと写真頂いてるんですけどね。おいしいのよなぁ、ここのアイスクリーム。まっ、僕はキャラメルのやつが好きですけど。これたぶんねぇ、キャラメルのやつじゃないやつ食べてる感じするけど。かわいい写真やで、これも。こ~んな子に「どっちが好き~?」とか言われたらもう、溶けてしまうなぁ、ほんとなぁ。
う~ん、ということでございましてね
やっぱりあの、なんていうのかなぁ、皆さんのお話聞いてると、ライバル心という、まぁその感情をいい方向で考えてらっしゃる人の話だから。あの、読んでて落ち着きますけども。やっぱりライバル心とか、不安な気持ちとか、怒りとかイライラしたもの、これをやっぱり優しさ、温もり、そっちに変換できるように、取り組んで欲しいなと思うよね、すべての人に。
こういう時だからやっぱその、ライバルを作るとするなら、もしあえて作るとするならやっぱり、自分自身なのかもしれないなってすごく思ったりとかして、うん。やっぱり今を乗り越えて行かなきゃいけないからね。でもこれをね、一人で乗り越えることでは本当ないんですよ。だってこれ世界中みんな同じこと言ってるんですよ、今。こんな時ってありますかって話なんですよ。その事の重大さに気付きたいですよね。みんなでおんなじこと言ってんねんから。一人で解決する話じゃないのよ。みんなで解決する話やから。
だから、不安になったり孤独んなったりっていうこと、いろいろあると思うけど、みんなおんなじ状況生きてはいるから。細かく言い出すと状況は違うよ、それはね。でも、テーマはおんなじだからね。このコロナっていうコロナ時代というこのテーマは同じだから。だから、一人だなぁとかっていうことじゃなくて、ここをいかにどう生きて行こうって、それを優しく強く考えて欲しいなぁってすごくなんか思うんですね。
え~あのほんと、なんか皆さんにね、あの先週とかも話しさせてもらいましたけど、いただくお便り、メッセージっていうこと、最初はこういうこと話そうかなと思ってたりするねんけど、なんか話ししていると違う方向に行ってしまったりするんだけど、いただくお便りがそれだけ温度が高いし、あの思いが強くて、だからあの~それに自分も同調していくと、話しもこう変わっていったりするっていうのあるんですけどね。でもこのラジオでねぇあの、そういう温度、思いの詰まったメッセージ本当いっぱい頂くんで。いやぁ…なんなんだろうって、なんかまぁこういうラジオはこの世の中にどれぐらいあるのかなぁと思うけれども、こういう深い繋がりができているって本当に幸せなことだなとめちゃくちゃ思ってるんですよ、いっつも。
やっぱり自分の胸の内っていうのを伝えることができるしね。で、とてもナチュラルにね、しかも。とてもナチュラルに伝えられるし。それがまたファンの方々に伝わっていて、それで繋がれてるって凄い幸せ。もう本当に苦しかった頃の自分から比べたらもう比べものにならないぐらいの幸せ。繋がれてるから気持ちがね、うん。伝えられてるからね、すごく幸せだなと思います。
でも、あのこういうコミュニケーションとか、ま、ソーシャルディスタンスだなんていうことをずっと言いながら、生きている今日この頃だから、コミュニケーションてほんとすごく難しい今になってるんだけど。このラジオでもありましたよね、ありがとうとか愛してるよとか好きだよとかいつもありがとうねって、なんかそういう普段だったらそこまで伝えないかなっていう、でも本当に思ってることって言うか、感謝の気持ちとか、思いやりとか、愛情っていうものを、こんな時だからこそ、伝えてほしいなとも思うし、うん。そういう気持ちで繋がってほしいなとも思うしね。
いやぁもう本当、医療の方々はじめたくさんの方が本当に今一生懸命向き合って闘ってやってらっしゃいますからね。我慢できる、自分がこれを我慢すれば誰かが救われるんだと思ったら我慢できるしね、うん。でも自分にもちゃんと優しさを与えてあげなきゃいけないっていうことさえ忘れなければ、その我慢したとしても、我慢の仕方が変わってくるのかなとも思うしね。頭も使わなきゃいけないけど、心もやっぱりいっぱい使ってですね、乗り越えていけたらなーっていう風に思います。
このラジオでもいろいろなねコミュニケーション、もっと深く深くとっていけたらなっていう風に思っております。
メールの方はですね
tsuyoshi@@bayfm.co.jp です。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
じゃあですねぇ。まぁなんかあのハッピーな曲で、うーんなんか終わろうかなぁとかいろいろ思ったりする部分もあるんですけれども。う~んなんかちょっと嘘くさいという表現は違うけど(笑)なんかちょっと今の気持ちとはなんか違うのかなとか、まぁいろいろお話しさせてもらったっていうのもあるし。なんかあの頃の自分っていうワードとかもあったんでね、今夜は[街]、こちらを聴きながらお別れしたいと思います。
堂本剛と Fashion & Music Book
お相手は堂本剛でした。
それでは皆さんまたお会いしましょう、おやすみなさい。
♪ 街